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書籍のご案内

ドイツ工作機械工業の20世紀
  
幸田亮一著
A5判・上製・240頁
(本体4,000円+税)
ISBN 978-4-8115-7641-1 C1033
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内容概略
 「メイド・イン・ジャーマニー」のブランドを冠する工業製品は、ベンツやポルシェ、ツァイス、ライカなどの名前とともに世界市場で評価されてきた。ものづくり大国ドイツを支えてきたのが、職人魂を受けつぐ熟練労働者であり、彼らが用いる工作機械であった。
 産業革命以来、世界の工作機械生産のリーダーはイギリスからドイツ、アメリカへと移り、第二次大戦後は日本が登場し、現在はアジアの台頭が著しい。このように栄枯盛衰が激しいなか、一貫してリーダーの地位を保ち続けているのはドイツだけである。
 第一次大戦、世界恐慌、ナチス経済、第二次大戦、戦後復興、高成長とめまぐるしい変化を経験しながら、なぜドイツ工作機械工業は世界のトップに位置し続けているのであろうか。本書は、伝統を維持しつつも、モジュール生産やNC工作機械などのイノベーションに対応し、独特のポジションを維持している技術大国ドイツの特色を明らかにする。

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目次

はじめに
略語一覧
第1章 危機と再編の1920年代
 1 はじめに
 2 ドイツ工作機械工業の位置 
 3 敗戦とインフレ 
 4 通貨安定と整理恐慌 
 5 小括 
第2章 ドイツ合理化運動と工作機械工業
 1 はじめに
 2 ドイツ合理化運動と機械工業
 3 工作機械の技術進歩
 4 工作機械製造技術の改良
 5 小括
第3章 VDF旋盤の誕生
 1 はじめに
 2 経験交換運動(Erfa)の開始
 3 VDF旋盤の誕生
 4 VDF旋盤の技術的特徴
 5 市場拡大と日本への影響
 6 小括
第4章 1930年代のドイツ工作機械工業
 1 はじめに
 2 ナチスの工業政策と工作機械工業
 3 輸出入と生産の動向
 4 小括
第5章 戦間期ドイツ工作機械工業の地域構造
 1 はじめに
 2 主要生産地の変動
 3 主要生産地と主要メーカーの動向
 4 小括
第6章 第二次大戦中のドイツ工作機械工業
 1 はじめに
 2 兵器生産と工作機械工業
 3 空爆による損害
 4 小括
第7章 第二次大戦後ドイツ工作機械工業の復興過程
 1 はじめに
 2 敗戦から第一次工業計画の策定へ
 3 改訂工業計画とマーシャルプラン
 4 メーカーならびに業界団体の動向
 5 小括
第8章 高成長期の西ドイツ工作機械工業(1950~1973)
 1 はじめに
 2 生産の復興・増大
 3 地域とメーカー
 4 小括
第9章 西ドイツのNC工作機械開発
 1 はじめに
 2 在来技術の発展
 3 NC技術への対応
 4 NC工作機械の生産
 5 小括
巻末付録① ドイツ工作機械工業会会員企業の概観(1950年代末)
巻末付録② シュレージンガー記念コロッキウムメモ
文献目録
写真一覧ならびに出典
あとがき
索引

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著者

幸田亮一著

幸田亮一(こうだ りょういち)
熊本学園大学商学部教授

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