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企業会計論
  
松吉定男 著
A5判・上製・194頁
(本体2,500円+税)
ISBN 4-8115-5141-9
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内容概略
 現在の資本会計の主流は、株主の資本金会計ではなく、継続企業の資本会計とみられるようになった。しかし、企業会計は、貨幣経済の下での出資者資本の会計(すなわち、現金=資本金の会計)を抜きにしては考えられない。なぜなら、その本質は、収入・支出会計(すなわち、収入=支出の会計)に他ならないからである。
 このような見地にたって、本書は、資本会計から始めて資産会計、負債会計、収益会計、費用会計の順で記述されている。資本会計以外の会計は、その展開部分として、資本の増分としての利益への資産・負債からのアプローチとなる。(「はじめに」より)

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目次

 1. 会計の意義
 2. 資本会計
 3. 資産会計
 4. 負債会計
 5. 収益計算
 6. 費用会計
 7. 財務諸表
 8. 経営分析
 9. 会計理論
 10. 企業会計原則
 11. 連結財務諸表
 12. 外貨建取引会計
 13. キャッシュ・フロー計算書
 14. 中間財務諸表
 15. 会計報告と監査報告
 16. 会計と経済

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著者

松吉定男 著

 山口県防府市出身。
 山口大学経済学部卒業、同経理経営専攻科
 一橋大学商学部研究科修士課程修了 同博士課程単位取得
 現在 山口大学経済学部教授(会計学、会計監査担当)
 論文:ビランツシェーマの成立に関する試論 他

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